ポエム調で仮想通貨を語ってみたパート2

風が吹いた。
ひどく、ひどくゆるい風。
皆は栄光の兆しだと言った。
そして駆け出した。

私は立ち止まった。
それは風ではなかった。
ゆるやかに落下しているのだ。
誰もが気付かぬほどにゆっくりと、ゆっくりと落ちているのだ。

私は目を開いて、行く先を見据えた。
ゆっくり、ゆっくりと、奈落のような闇に向かって、落ちていく皆は、
どうしてか、ひどく焦った顔をしていた。

私は「止まった方がいいですよ」と声をかけたが、
なぜだか皆は耳を塞いで闇に飲まれていった。

私は荷を捨てて道を降りた。
そしてゆっくりと横に進んだ。
私の前方には、暗雲の隙間から日差しが降りそそいでいる。

夜

人々は眠り安堵のひと時を迎える

しかし私は違う

夜はまさに戦場

日本が常闇に覆われている中

海外は灼熱の太陽に煌々と照らされている

そう。この相場は世界的なもの

そこに気づかぬ者は永遠に眠るだろう

ボラが無いと嘆く

ボラは汚水でも逞しく泳ぐ

貴女が泣いている時、私は一人夜釣を楽しむ

Shall we dance?

どうか嘆かないで
世界があなたを許さなくても私はあなたを許します

どうか嘆かないで
あなたが世界を許さなくても私はあなたを許します

だから教えてください
どうしたらあなたは私を許してくれますか？

いいから金よこせよ馬鹿ちんがー

ナメテンジャネーゾこのやろガー

何が仮想通貨だ ぬかせーー

かっこつけてんじゃネーヨあほガァー

いいから金ダーー金よこセヨー

酒モッテコイﾖｰ

無数にこだまする相場からの声

同じ相場を見てる者達の集まりにもかかわらず内容は二分される

歓喜の声、悲観の声

目線が違うだけで狼狽をLow Buyする事ができる

あなたはどちらになりたいですか？